こんにちは、20年以上スノーボードやっている元イントラの、らくスノです。
ひとくちにボードケースと言っても、
- リュック(バックパック)
- ボストンバッグ(ダッフルバッグ)
- キャリーバッグ
- ボードケース
様々な種類があります。
しっかりメリット・デメリットを理解してないと、スキー場の行き帰りやゲレンデでトラブルに巻き込まれることも…
今回の記事ではスキー場に行く際のバッグ選びのコツや注意点、後半ではおすすめブランドを紹介したいと思います。
最後までお読みいただければ、快適にスノボ旅行を楽しむことができますよ!
目次
スノーボードケースは用途に合わせて選ぶ
スノボトリップといえば、写真のようなオールインワンタイプのボードケースを思い浮かべますよね。
でも、スノボ道具の持ち運び方法は他にもあります。
- リュック(バックパック)
- ボストンバッグ(ダッフルバッグ)
- キャリーバッグ
- ボードケース
「とりあえずボードケースならOKでしょ!」ではなく、しっかりとメリット・デメリットを理解してから購入したほうが後悔がありませんよ。
次項からメリット・デメリットについて順番に解説します。
リュック(バックパック)
■メリット
両手が空くので、雪道に慣れていない方でも安全に歩くことができます。
現地での徒歩移動が多い方におすすめです。
■デメリット
スノボ道具一式持参する方は、50ℓ以上の大型リュックを購入しないとギアが収納できません。
なんと言っても両手が空くので、現地で長い距離を歩く方におすすめです。
特に「ウェアだけ持参」とか「すべてレンタル」なんて方は、リュックがなにかと重宝します。
しかし、私のようにスノボ道具一式持っていく方は50ℓ以上の大型バックパックを購入しないと収納ができません。
その点は、あらかじめ注意しておきましょう。
→電車・バス移動の方必見!スノーボード道具一式をリュックに収納するコツ教えます!
ボストンバッグ(ダッフルバッグ)
■メリット
たくさんの荷物を入れることができるので、現地で宿泊される方におすすめです。
■デメリット
片手がふさがってしまうので、スノボ道具一式持参される方には不向きです。
たくさんの荷物を収納できるうえ、ショルダーやトートとしても使えるのでスキー場でも機動性は抜群。
ただし、ショルダー掛けだと肩に負担かかります。
また、片手がふさがるので、マイボードを持参する方には向きません。
キャリーバッグ
■メリット
車輪がついているので、重い荷物も持ち運びが楽です。
■デメリット
雪道では車輪が回らないので、スキー場に着いてからの徒歩移動が多い方には不向きです。
なんとなく想像できると思いますが、雪道で車輪が回りません(笑)
私も飛行機移動などで荷物が多いときはキャリーバッグですが、使用用途は雪道での移動が少ない場合に限られますね。
スキーリゾート内の移動が多い場合は、小型のリュックを持参して、メインのキャリーバッグはホテル・車内に置くことをおすすめします。
スノーボードケース
■メリット
スノーボード道具一式を収納できます。
家で保管する時も入れっぱなしでOK!
■デメリット
とにかく重い。また混雑している場所だと、他人の邪魔になります。
専用ケースはスノーボード道具一式収納できるので便利ですね。
しかし、けっこうな重量になるので、特に女性の方などは持ち運びが大変。
また、混雑している場所だとかなり迷惑がられます。
スノーボードケース購入6つのコツ
スノーボードケースを購入する際は、以下の点に注意いただければと思います。
順番に説明していきます。
リュックタイプがおすすめ!
購入するなら圧倒的にリュックタイプがおすすめです。
よく3ウェイ(背負う、肩にかける、手で持つ)で使えるなんてスノーボードケースがありますが、ほとんどリュックタイプでしか持ち運びしません。
逆にショルダータイプオンリーだと、肩が痛くなるのでやめたほうが良いですね。
また、車輪がついたキャスター付きのタイプもありますが、人ごみや雪道では使えないのでリュックタイプの方が汎用性が高いです。
ストラップバンド付き
以前使っていたバートンのスノーボードケースには、バッグ内でボードを固定するストラップバンドがついていませんでした。
実はこの機能かなり重要で、ストラップがないとバッグ内で揺れて、歩くとき不安定なんですよね。
ストラップが付いているとバッグ内のボードも安定し、肩への負担軽減にもつながります。
インナーは防水仕様がマスト
インナーは防水仕様はマストですね。
激安商品の中には防水仕様になっていないものも多いですが、ギアに付着した雪が溶けて帰宅後にバッグ全体がびしょびしょになっていることも…
その点、防水仕様なら外側に漏れる心配がないので安心です。
サイズに注意
スノーボードケースのサイズには注意してください。
特に太いもしくは長い板をお持ちの方は、ケースに入らない可能性があります。
私のパウダーボードも横幅が大きく、推奨サイズ内にも関わらずケースに入りませんでした。
それにネットショップに直接問合わせても、サイズに対する回答はしてくれないことが多いです。
不安なときは1サイズ大きいものを選ぶか、スノーボードショップ、量販店など実店舗での購入をおすすめします。
ブーツ・小物入れポケットは無くてもOK
小物入れは、あった方が良いけど無くてもOK!
私も、当初は小物・ブーツを入れるポケットがあるものを購入しようとしましたが、無いものより2,000円くらい高かったので諦めました(笑)
実際ボードを入れてみるとわかりますが、バインディングがいい感じに仕切りになるので、ポケットがなくてもブーツやウェアを小分けにまとめることができます。
ソールガードも購入しよう!
スノーボードケースだけだと、エッジのせいですぐに内部がボロボロになってしまいます。
楽天・アマゾンでは2,000円前後で買えるので、できればソールカバーも一緒に購入することをおすすめします。
もしソールカバーを購入する予算がなければ、エッジとケースが接触する下部にタオルを敷くだけでもいくらかマシになりますよ。
元イントラがおすすめするスノーボードケース&バッグブランド
スノボ歴20年以上の筆者がおすすめするスノーボードケース&バッグブランドは以下のとおりです。
次項から順番に紹介します。
バートン
→バートン
やはりスノーボードといえばバートンということで、まずはリュックからご紹介します。
ブーツまで入る大型のものから、シティーユースとして使い回しができる小型リュックまで取り揃えているので、「ウェアしか持参しない」なんて方にもおすすめです。
連泊するとか、家族の荷物があるなんて方は大容量のボストンバッグがおすすめ。
防水仕様なので雪上にも気兼ねなく置けますし、小物入れも充実しているのでなにかと重宝します。
長期滞在や、スノーボード以外の旅行でも使いたいなんて方はやはりキャリーバッグですね。
雪道には不向きですが、ホテルや宿に直行できるなら問題ありません。
もちろん、バートンはボードケースもラインナップしてます。
ただし、ボードを入れるとかなり重いので、女性や体力に自信のない方は注意してくださいね。
「重いのはちょっと持てる自信ない…」なんて方は、リュック&ボードで持ち運ぶと楽ですよ!
ダカイン
→ダカイン
バートンと並ぶスノーボード用リュックの人気ブランドが、ハワイ発のダカインです。
サーフ、スケート用のバックパックブランドとしても有名で、数多くのラインナップがあります。
ダカインのボストンバッグはブーツまで収納できるスグレモノです。
ダカインのキャリーバッグは剛性が高いので、長く使いたい方におすすめです。
ダカインのボードケースはやはり人気が高いですね。
モデル数が多いので、選ぶ楽しみもあります。
オレンジ
スノーボードアクセサリーブランドとして大人気!
オレンジのおしゃれなバックパックです。
オレンジのボードケースはシンプルで使いやすく、価格もリーズナブル。
エビス
こちらもグローブやパスケースなど小物が人気のジャパンブランドです。
エビスのボードケースはポケットが多く使いやすい。
生地も丈夫なので、長く使い続けることができます。
ロキシー
→ロキシー
カリフォルニア発クイックシルバーの妹ブランドです。
数少ない女性専門ブランドとして、さまざまなスノーボードバッグを発売しています。
ボルコム
→ボルコム
こちらはサーフ、スノー、スケートブランドとして名高いボルコムですが、創始者がスノーボーダーだったことは意外に知られていません。
ボルコムのバッグはどれもかっこいいので、個人的にはストライクですね。
ボルコムのダッフルバッグももちろん防水仕様です。
イーボック
サイクル用リュックサックブランドとして有名なドイツのイーボック。
スノーボーダーにも愛好者の多いブランドです。
パタゴニア
言わずと知れたアウトドアブランドの雄パタゴニア。
登山にも耐えうる剛性で、スノーボードのみならずアウトドア全般で使える逸品です。
マムート
→マムート
スイス発、マンモスのアイコンでお馴染みのマムートが販売するスノーボード用バッグです。
ミステリーランチ
街中でも見る機会が多くなった大人気ブランドミステリーランチの、バックカントリーにも耐えうるバックパックです。
米軍も使用するバックパックは、大雪でも中の荷物が濡れることはありません。
激安スノボケースってどうなの→使ってみたけど全然あり!
「いきなりブランドバッグはちょっと…」なんて方には、ノーブランドの激安スノーボードケースがおすすめ!
私も楽天とアマゾンを探したのですが、3,510円の商品が一番使い勝手が良さそうだったのでポチりました。
実際使ってみましたが、バートンのボードケースの半分の値段で機能性も使い勝手も良いです。
「メーカーは特に気にしない」なんて方は激安バッグを検討してみてはいかがでしょうか。
激安スノボ用リュック
激安ボードケース
まとめ
「バス停からゲレンデまで遠いのに、キャリーバッグで来ちゃった…」
「シティーユースのリュックで行ったら、中身がびしょびしょになってた…」
こんなトラブルに遭遇したら、テンション下がりますよね。
もちろん初めてスキー場へ行くのに、必ずしもスノボ専用ケースを購入する必要はありません。
でも、あらかじめそれぞれのバッグの特徴を理解するだけで失敗がないですよ。
また、すでにブーツやウェアをお持ちの方は、スノーボード専用ケースを検討してみてはいかがでしょうか。
スキー場での快適度が一気にアップします!
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