こんにちは、20年以上スノーボードやっている、らくスノです。
- スキー場バイトを探してるけど、どんな仕事があるの?
- 稼げる職種は?
- どの職種が楽ですか?
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
先に結論を申し上げるとスキー場で一番稼げる仕事はホテル・旅館、楽な職種はリフト係・売店ですね。
でもね…楽で稼げるスキー場バイトなんて存在しません。
ホテル・旅館の仕事はかなりきついし、リフト係・売店は時給が安い傾向にあります。
だから「楽な仕事=稼げない」「きつい仕事=稼げる」そう考えてもらって間違いありません。
今回はスキー場バイトの職種や、仕事選びの注意点についてお話したいと思います。
この記事を最後まで読めば、自分の体力やモチベーションに合った、最適な職種を選ぶことができるようになります!
■おすすめのスキー場バイト派遣会社ランキング
1位 | →リゾバ.com |
2位 | →リゾートバイトならアルファリゾート! 拠点が7箇所もあり、手厚いサポートが受けられる派遣会社。 |
3位 | →リゾートバイトダイブ
人気リゾートバイト先である北海道や沖縄など特定地域の求人に強い優良派遣会社。 |
目次
スキー場バイトの職種は18種
スキー場バイトの職種は18種類あります。
もちろんスキー場の規模によっては兼任することもありますが、基本的にはこの18種類の中から仕事を選ぶことになります。
中にはパトロールや救護係など資格が必要な職種もありますが、基本的には初心者OKな仕事が多いです。
センターハウス内での仕事
まずはセンターハウス内や周辺の仕事をご紹介します。
■インフォメーション
スキー場の施設やサービス、イベント案内などを行なう業務です。
■チケット販売
その名の通り、チケット販売を行います。
■売店
お土産やスキー・スノボギアの販売、品出し・陳列を行ないます。
■レンタルショップ
来場客にスキー・スノボギアを貸し出します。
■レストラン・フードコート
食堂や軽食コーナーで調理補助をしたり、接客業務を行います。
■駐車場案内
来場客に駐車場への誘導を行います。
ゲレンデの仕事
ゲレンデの仕事は、リフト係を除きスキー・スノボの経験や資格が必要な場合が多いです。
■リフト係
リフト乗降場で除雪や乗客の誘導、安全確認を行います。
■スキー・スノボインストラクター
スクールでスキー・スノボを教えます。インストラクター資格が必要です。
■パトロール
ゲレンデ内を巡回して、コースの点検や怪我人の救護にあたります。パトロールも資格が必要な職種です。
■コース管理・ディガー
圧雪車などでコースを整備します。ディガーはパーク内のジャンプ台・アイテムを造成・整備する人です。
■救護係
怪我人を救護します。医師・看護師・救命救急士などの資格が必要です。
■託児所
親御さんが滑っている間、お子さんの面倒を見る仕事です。
周辺の宿泊施設・飲食店の仕事
スキー場周辺のホテルや旅館、飲食店などで働く仕事です。
■レストランサービス
ホテル・旅館内のレストランや客室で配膳などのサービスを行います。
■フロント・ベルボーイ
受付、電話対応、客室への誘導、荷物運搬などを行なう業務です。
■客室係・仲居
部屋に食事を運んだり、布団を敷いたりといったサービスを行います。女性のイメージが強いですが、男性も就業可能です。
■調理補助
調理場で下準備や盛り付け、皿洗い等簡単な作業を手伝います。
■客室清掃
チェックアウトした客室を清掃したり、備品の補充をします。
■予約係・事務
事務方の仕事ですね。リゾートバイトでの募集は少ないです。
おすすめの稼げる職種はずばりホテル・旅館!
皆さんが気になるのは「スキー場バイトでどの職種が一番稼げるか」ということですよね。
語学・看護師・インストラクター資格など特殊な技能を持つ方以外が稼ぐなら、ずばりホテル・旅館がおすすめです。
ただし、ホテル・旅館の仕事はどの職種も基本きついです(笑)
中抜け勤務が多いし、仕事中は立ちっぱなしですからね。
※中抜け勤務とは…8〜13時、17〜21時だけ働いて、昼間は中休憩というシフトです。
髪色やピアス・タトゥーなど身だしなみも厳しい。
さらに体力面・身だしなみだけならともかく、お客さんから理不尽なクレームを受けることもあります。
でも、求人を見てもらうと分かりますが、全体的に時給は高いです。
とりわけ仲居さんはお客さんからチップをもらえるので、めちゃくちゃ稼げると聞きました。
快適なリゾートバイトライフよりも稼ぎを優先するなら、ホテル・旅館を選びましょう。
→リゾートバイトで高時給・好条件のレア求人を探すコツ教えます!
おすすめの楽な仕事はリフト係・売店!
正直私が最初に配属されたリフト係と売店はめちゃくちゃ楽でした。
リフト係は最初に除雪作業があるけど、あとは30分交代で働いている時間の半分はコーヒー飲みながら休憩です。
売店もお客さんがいないときは、普通に座って携帯いじったりしてました(笑)
基本的に通し勤務なので、仕事終わりに自由な時間を作りやすいのもメリット。
そのかわり時給はホテル・旅館で働いていた同僚より数百円低かったです。
だから、
- 稼ぎはそこそこでいいからリゾートバイト生活を楽しみたい!
- 仕事終わりはがっつりスキー・スノボの練習がしたい!
- 忙しいのは体力がもたないので、時給が低くてものんびりやりたい!
そんな方におすすめですね。
ちなみに、あくまで私が体験してきた中での話なので、すべてのスキー場に当てはまるとは限りませんのでご了承ください。
→スキー場でバイトすると、1日どのくらいスキー・スノボが滑れるの?
スキー場バイトの職種選び7つの注意点
スキー場バイトの職種選びは、以下の7つに注意してください。
- 短期リゾートバイトは選べる職種が少ない
- 洗い場は手荒れに注意
- 時給だけを見て職種を決めない
- 時給が高くてもシフトに入れないことがある
- 複数の仕事を掛け持ちすることがある
- 求人には良いことしか書いてない
- カップル・友人同士でリゾートバイトするなら別職種がおすすめ
次項から詳しくお話します。
短期リゾートバイトは選べる職種が少ない
一ヶ月以内の短期リゾートバイトの場合、選べる職種は少ないです。
採用側としても繁忙期でのピンポイント採用なので、細かく教えている時間がありません。
皿洗い、調理補助、清掃業務、駐車場の誘導係など…有資格者や経験者以外は職種を選べないと心得てください。
→1週間でも応募できる!リゾートバイトの短期求人を探すコツや注意点とは
洗い場は手荒れに注意
洗い場担当になると、手荒れがキツいです。
私はヘルプで洗い場担当にされたことがありましたが、数日間で手がボロボロになりました。
「ゴム手袋つければいいんじゃないですか?」
実際にやってみると分かりますが、ゴム手袋って皿が掴みづらいうえに、手首までしか水をつけられないので不便なんですよね。
特にリゾートバイト初心者は、レストラン業務で洗い場に回されることが多いです。
肌が弱い方や、手荒れが気になる方は注意してください。
時給だけを見て職種を決めない
スキー場バイトの時給は、単純に仕事のきつさだけで決まるわけではありません。
■時給が高い理由
- 仕事がきつい
- 生活環境が悪い
- 食事が三食つかない
- 寮費、水道光熱費が有料
- 寮から職場まで30分以上かかる
たとえ仕事が楽でも、他の条件が悪いと時給を高く設定せざるを得ないという事情もあります。
たまに時給1300円のリフト係なんてスキー場がありますが、そういう求人は警戒したほうがいいです。
もし契約途中で辞めてしまうと往復の交通費が支給されなかったり、次にいい仕事を紹介してもらえないこともあります。
解決策としては、リゾートバイト初心者の方はできるだけ短期から始めるのがおすすめです。
仮にきつい・生活環境の悪い職場でも、短期なら我慢してやり切れますし、もしその職場が気に入れば延長交渉すればいいだけですからね。
→仕事のキツさだけじゃない!高時給なリゾートバイトその意外な理由とは
時給が高くてもシフトに入れないことがある
時給が良くても、暇な日はシフトカットされることがあります。
特に最近は感染症の影響で「途中で契約を切られた」なんて事態も起きているようです。
まずは派遣会社にどのくらい稼げるのか目安を聞いておきましょう。
また派遣会社によっては休業補償してくれるところもあるので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
→リゾートバイト1ヶ月の収入はどのくらい?お金はいくら貯まる?
複数の仕事を掛け持ちすることがある
私もそうでしたが、派遣先によっては複数の仕事を掛け持ちすることがあります。
まぁ自分が許容できる範囲ならいいのですが、希望に沿わない場合は派遣会社に相談してみましょう。
求人には良いことしか書いてない
- わきあいあいとした職場
- 楽しく働けます
- 簡単な作業のみ
求人の謳い文句を安易に信じてはいけません。
そもそもこんなの主観でしか無いですからね。
「楽って聞いてたのに、一日中立ちっぱなしで辛かった…」なんて契約後にクレームを言っても、何の解決にもなりません。
安易に求人のキャッチコピーを信じるのではなく、必ず派遣会社の担当者に仕事内容を確認しましょう。
→リゾートバイト求人に書いてる条件は嘘ばかり?騙されないために注意すべき点とは
カップル・友達同士でリゾートバイトするなら別職種がおすすめ
カップル・友達同士でリゾートバイトするなら、別職種をおすすめします。
なぜなら、同じ職種だとシフトの関係で休みが合わせられないからです。
自分が休みの時は常に相方が働いているので「お互い休みを合わせて観光でもしよう!」なんてことができません。
たとえば、同じリゾート施設でもレストランと客室係のように職種を分ければ、休みを合わせることも可能です。
→友達やカップル・夫婦でリゾートバイトできる?求人選びのコツも教えます!
スキー場バイトの体験談
スキー場でリゾートバイトしている方に現地でインタビューしてきました。
特にバイトではなく、リゾートバイト先のオーナーにインタビューしている記事は貴重です。
実際のリゾートバイトの様子が気になる方は、ぜひ読んでみてくださいね!
→こもりたい方必見!スキー場バイト体験談を現地でインタビューしてきた
おすすめのスキー場バイト派遣会社は3社
順位 | 特徴 |
1位 | →リゾバ.com |
2位 | →リゾートバイトならアルファリゾート! アルファリゾートは拠点が7箇所もあり、手厚いサポートが受けられる派遣会社。就業前後の電話・メールでの定期連絡、さらに実際に職場に来て就業フォローまでしてくれます。 |
3位 | →リゾートバイトダイブ
リゾートバイトダイブは人気リゾートバイト先である北海道や沖縄など特定地域の求人に強い優良派遣会社です。またスタッフが紹介しているリゾート施設すべてに足を運んでいるので、仕事先の住環境にも詳しく答えてくれます。 |
※どの派遣会社も無料で利用できます。
詳しくは下記の記事もご覧ください。
→統計データで徹底比較!リゾートバイト派遣会社おすすめランキング
まとめ
スキー場で一番稼げる仕事はホテル・旅館、楽な職種はリフト係・売店です。
ただし、「稼げる=仕事がきつい」という法則は絶対に忘れてはいけません。
それでもたまに高時給で楽な職種の求人もありますが、結局そういう仕事は…
- 寮が古くて相部屋
- 寮から職場までバスで30分
- コンビニ・スーパーが付近にない
なんて仕事以外の条件が最悪だったりしますからね。
そもそも好条件の求人は、サイト掲載する前に決まってしまうパターンが多いです。(派遣会社の担当者がサイト掲載前に紹介してしまうので…)
当ブログはリゾートバイトを専門に情報発信しています。
ぜひ他の記事も参考に、自分にとってベストな求人を探していただければと思います。
【関連記事】
→全国各地で働いた筆者が語る!リゾートバイトのきつかったエピソード11選
→滑れる、出会える、稼げる!スキー場でバイトする5つのメリットとは
→恋人・友達はできる?経験者がリゾートバイト出会いの裏事情を暴露します
■スキー場バイトの始め方5ステップ