こんにちは、20年以上スノーボードやっている、らくスノです。
ご覧頂いている皆さんは、新幹線でスキー・スノーボードに行けることをご存知でしょうか?
しかも、車やツアーバスにはない魅力がたくさんあります。
■JRスキー・スノボツアーのメリット
- スキー場への到着時間が早い
- 到着してからも楽
- 運転を気にしなくて良い
- お酒が飲める
でも、新幹線ならではの注意点もあります。
知らないと現地で戸惑ってしまうことも…
今回は新幹線の行程はもちろん、旅行を楽しむ裏ワザや注意点についても詳しくお話したいと思います。
この記事を最後まで読めば、きっとJRスキー・スノボツアーを満喫できるはず!
目次
JRスキーツアー4つのメリット

冒頭でお話した通り、新幹線で行くスキー・スノボツアーには様々なメリットがあります。
スキー場への到着時間が早い
なんといっても到着時間が早いのは最大のメリットですね。
都内からだとバス・車で片道3~4時間はかかるでしょうか。
JRのスキーツアーなら、東京駅から約70分でガーラ湯沢駅へ到着です。
ガーラ湯沢駅はスキー場のセンターハウスも兼ねているので、実質70分でゲレンデへ行けるといっても過言ではありません。
到着してからも楽
- スキー場の駐車場から更衣室までが遠い…
- せっかく温泉入ったのに、車へ戻る間に体が冷えてしまった…
みなさんもこんな経験したことないでしょうか。
ガーラ湯沢は駅とセンターハウスが直結しているので、着いてしまえば移動が楽です。
※ガーラ湯沢駅のセンターハウスは温泉も併設されています。
運転を気にしなくて良い
往路ならともかく、滑り終えて疲れている復路の運転はキツイですよね。
疲れた状態での運転は、事故の原因にもなりかねません。
その点、新幹線なら帰路は爆睡できますよ!
お酒が飲める
移動中はもちろん、ゲレンデ内でも「汗かいたしビール一杯飲みたいなぁ」なんて時ありますよね。
新幹線なら運転を気にせず飲酒ができます。
JRスキー・スノボツアーの行程
この項では、JRスキー・スノボツアーの行程についてお話しします。
- インターネット、びゅうの窓口、電話で予約
- 出発
- ガーラ湯沢駅到着
- 着替えを終えたらゲレンデへ
- 帰路
次項から順番に説明します。
インターネット、びゅうの窓口、電話で予約

スキー・スノボ旅行の日程が決まったら、インターネットやびゅうプラザの窓口で予約しましょう。
予約したらチケットが発行されます。
券売機の他、郵送(無料)でも受け取り可能です。
ちなみにJRスキー・スノボツアーの場合、越後湯沢駅で下車後バスでスキー場に向かうパターンと、ガーラ湯沢駅へ直行するパターンがあります。
越後湯沢駅からのパターンは乗り換えが面倒なうえゲレンデへ向かうまでに時間がかかるので、日帰りでスキー・スノボを楽しむなら断然ガーラ湯沢!
逆に宿泊するならホテル・旅館の選択肢が多い越後湯沢駅下車パターンがおすすめです。
出発

始発列車はすべて東京駅から。
23区内は無料区間なので、定期などを併用すれば東京駅までの費用も抑えられますね。
ちなみに、新幹線の改札は乗車券+在来線の切符またはスイカ(パスモ)で入場することができます。
※新幹線の乗車券だけでは入場できませんのでご注意ください。

新幹線の乗車口は、「先発」「後発」がありますが、新幹線到着を待たず前もって並んでおくことをおすすめします。
理由はこのあとの項で説明しますね。
ガーラ湯沢駅到着

はい、そんなこんなで終点のガーラ湯沢駅まで約70分で到着します。
本当に駅弁を食べてる暇がないくらいの早さですね。
しかし、到着して下車するときは要注意。
ガーラ湯沢駅や越後湯沢駅のホームは凍結している場合があるので、滑らないように気をつけましょう。

ガーラ湯沢駅は改札出たらセンターハウス。
時間が経つにつれ混雑するので、到着したらすぐにリフト券交換とレンタルを済ませておいたほうがいいですね。
どちらも同じフロアにあるので、まず迷うことはありません。
※リフト券の交換にはバウチャー券なるものが必要です。忘れずに持参しましょう。
→スノーボードはどうやって借りるの?スキー場でウェアやボードをレンタルする手順を解説します!
着替えを終えたらゲレンデへ

レンタルとチケット交換が終わったら、更衣室でウェアに着替えます。
…が、ガーラ湯沢のロッカーはキーレスで便利なんですが、わかりづらい。
まず更衣室入口付近にロッカー券の販売機があるので、1,000円でチケットを購入します。
実は発券時点で自身のロッカーの場所が決まります。
チケットにロッカーナンバーが書いてあるので、その場所へ向かってください。

ロッカーに着いたら、初期解錠番号を入力してください。
ロックが解除されます。
ロッカーに荷物を入れたら、今度は任意のナンバーを入力してLボタンを押すとロックされます。
ガーラ湯沢のロッカーはちょっと値段が高いけど、キーレスで出し入れ自由なので便利!

着替え終わったら、ゴンドラでゲレンデへと向かいます。
帰りの新幹線の時間までスキー・スノボを楽しみましょう!
帰路

1日スキー・スノボを楽しんだら、帰りの新幹線の出発時間前までに着替えを済ませておきましょう。
PM4時以降はセンターハウスへ向かうゴンドラが混雑するので、余裕を持って行動したいですね。
当然、レンタルの返却や更衣室も混雑しますので、新幹線の乗り遅れに注意してください。
※新幹線に乗り遅れた場合、席が空いていれば振替に応じてくれる時もあるようです。駅員さんに相談してみましょう。
裏ワザ

この項では、JR新幹線スキー・スノボツアーの裏ワザについてお話したいと思います。
遠回りでも東京駅始発に乗車する

なぜ東京駅始発の電車に乗車するべきかというと、荷物の置き場所がなくなるからです。
一応、各車両には写真のような荷物置き場があるのですが、空いてることはほとんどありません(笑)

頭上の棚に空きがあれば良いのですが、最悪自分の席に置くことになります。
いくら到着まで70分とはいえ、ずっとボードを抱えているのも辛いですよね。
また、東京駅始発に乗車する際も、新幹線到着前にホームで並んでおくことをおすすめします。
進行方向後ろの座席がおすすめ

前項に付随する内容ですが、座席後ろは荷物置き場としてつかえるのでおすすめです。
空いていれば後方の席を予約しましょう。
自由席のほうが座席を広々使える?
ちょっとグレーゾーンなんですが、時間によっては指定席が満席なのに自由席ガラガラって時ありますよね。
そんな時、私はけっこう自由席座ってました。
そもそも「自由席より高いお金払っているからいいんじゃない?」なんて思うかもしれませんが、席を2つ専有することになるので本来はダメみたいです。
乗務員さんの判断でOKしてくれる場合もあるようなので、判断に迷ったときは確認してみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
スノーボードって荷物も多いし、なにより移動が大変ですよね。
確かにツアー代金はスキーバスと比べ少し割高ですが、到着までのスピードははなにものにも変え難いメリットと言えるでしょう。
レンタルやレッスン費用の割引サービスもあるので、スキー・スノーボード初心者の方にこそおすすめしたいですね。
ぜひ今シーズンは新幹線でスキー・スノボに出かけてみてはいかがでしょうか。
この記事が参考になれば幸いです。
【関連記事】
→バスや新幹線との違いは?スキー・スノボ専用列車スノーパルに乗車したのでレポートします!
→スノーボードはどうやって行く?バス、車、新幹線のメリット・デメリットを比較してみた
→初めて行くスキー、スノボバスツアー!メリットや裏技、注意点などまとめてみた