こんにちは、らくスノです。
私のところにもツイッターやフェイスブックで続々と初滑りの便りが届いています。
日々「いいね!」ボタンを押してますが、内心は妬みと嫉妬でいっぱいです(笑)




ところで、皆さんどうやってゲレンデを選んでらっしゃいますか?








果たしてそれで良いのでしょうか?
初心者・初級者の方がゲレンデ選びを間違えてしまうと、せっかくのスノボ旅行が楽しめないかもしれませんよ…
というわけで、今回は初心者・初級者の方が楽しめるおすすめのスキー場・ゲレンデを紹介したいと思います。
※私らくスノは関東の人間なので、関西方面のスキー場は詳しくありません。あらかじめご了承ください。
目次
初心者・初級者におすすめのゲレンデってどんなとこ?
インターネットで「ゲレンデ おすすめ」「スキー場 おすすめ」なんて検索すると、いくらでも記事が出てきますよね。
でも、イマイチ基準が不明確だなぁ~なんて思ってたんです。
そもそも、ガチで滑りに来ている上級者と、レジャー気分の初心者じゃ、おすすめのゲレンデは違って当然じゃないですか。
このブログで散々言ってますが、別にスノーボードなんか滑らなくてもいいんです(笑)
冬だからこそ楽しめることって、もっとたくさんありますよ!
そこで、私らくスノがウィンタースポーツ歴30年の知識を元に、初心者の方目線で7つの選定基準を作りました。
■初心者の方におすすめのゲレンデ七箇条
- 近い
- ゲレンデが広くない
- 有名なゲレンデ
- 宿・温泉・アクティビティが充実している
- 晴天が多い
- ゲレ食が充実
- 公共交通機関が充実している




近い
ある意味一番重要かもしれません。
だってゲレンデが遠いと疲れるじゃないですか…








単純に移動だけで疲れてしまうということもありますが、他にも遠いゲレンデをおすすめしない理由があります。
それは、上級者が多くなるということです。
上級者はパウダースノー目当てだったり、混雑を避けるため、より山奥のゲレンデに行きます。
そんなところで萎縮して滑るより、初心者だらけのスキー場の方が気が楽ですよね。
ゲレンデが広くない
「2000mの初心者コースがあります!」
一見するとすごく魅力的なんですが、冷静に考えてみると2000mも滑らないとゲストハウスにたどり着けないわけです。(休憩できない)
初心者・初級者の方はスピードもあまり出せないうえに、全身緊張しているせいか一回滑るだけでも相当疲れます…




いえいえ、コース内で座ること自体マナー違反ですし、接触する危険もあるんですよ。
→ゲレンデのルールやマナー・注意点を知ってますか?スノーボードを滑る前にこれだけは覚えておこう
それに、中・上級者の方と行くと色々なコースを連れ回されるのがオチなので、あまり大きなゲレンデはおすすめしません。
有名なゲレンデ
初心者・初級者の方には有名なゲレンデをおすすめします。
なぜかというと、有名なゲレンデはレンタルや宿、アクティビティが充実しているからです。
マニアックなゲレンデだと、20年以上前の化石みたいなボードやウェアが平気でレンタルされています。
そもそも、そんなゲレンデは道具を持っている中・上級者しか来ないんでしょうけど…
また、有名ゲレンデは大きな旅館やホテルが併設されていますので移動が楽です。
宿・温泉・アクティビティが充実している
前項に付随する内容ですが、宿や温泉・アクティビティが充実しているゲレンデがおすすめです。
冒頭で触れましたが、上級者と初心者では楽しみ方が違います。
上級者の方は、滑ることがレジャーなんです!
宿や食事・温泉なんてある意味どうでも良かったりします(笑)私も余裕で車中泊です。
しかし、初めてウィンタースポーツをやる方にとっては、スキー・スノーボードは旅行の一部に過ぎないんですよね。
もっと、旅館の部屋だったり温泉・食事、雪景色も堪能したいじゃないですか。
お子さんがいるご家庭でしたら、ソリやキッズルームが充実していることも重要ですよね。
だから、ゲレンデがどうのと言うより、総合的に楽しめるスキー場がおすすめです。




晴天が多い
これに関しては、半分運の要素もあるんですが(笑)一般的には街に近いゲレンデの方が晴天率が高いです。
逆に山奥や標高の高いゲレンデは降雪が多く気温も低いため、止まっている時間が長い初心者・初級者の方は体が冷えるのであまりおすすめできません。
ゲレ食が充実
旅行といえば、その土地の名物など”食”も重要ですよね。
一昔前のゲレンデ飯は「ファミレスの方がよっぽど美味しいよ…」っていうのが定番でしたが(笑)今は各ゲレンデとも「ゲレ食」に力を入れてますし、レストランもめちゃめちゃキレイです。




出典:たんばらスキーパーク
例えば、たんばらスキーパークのゴジラとのコラボメニュー、友達や恋人と注文したら絶対盛り上がると思いませんか。
他にも、このあと紹介する舞子スキーではバイキングや雪上バーベキューができたり、ゲレンデ毎に特徴があって面白いです。
これは絶対インスタ映え狙えますよ〜(笑)
公共交通機関が充実している
私は自家用車を持っていないので、バスツアーがあるとか駅から近いというのはすごく重要です。
また、学生さんとか免許取りたての方は、自分で運転するよりも安心ですよね。
これからご紹介するゲレンデ以外にも「○○スキー場の方がインターから近いよ!」ってこともあるかもしれませんが、そもそもバスツアーや駅がないと行けないんですよ…
特に初心者の方は疲れやすいので、帰りにゆっくり休めるバスや電車で移動できるスキー場をおすすめします。
→スノーボードはどうやって行く?バス、車、新幹線徹底比較してみた




初心者におすすめのゲレンデをご紹介します!
それでは、実際に上記の条件を満たしたゲレンデをご紹介します。
ガーラ湯沢(新潟県)
東京駅から約1時間半、駅弁を食べる間もなく到着します(笑)
駅がゲレンデのセンターハウスに直結しているので、改札を降りればすぐに受付があります。
更衣室、レンタル、温泉、お土産すべてセンターハウスに揃っているので、移動時間は驚異の0分!
そこからスキー場直結のゴンドラが出ているので、そのままゲレンデへ向かうことができます。
改札出たらゲレンデというものあながち言い過ぎではないくらい、手軽にスノーボードができるのでおすすめです!
たんばらスキーパーク(群馬県)
ゲレンデ自体はこじんまりとしていますが、センターハウスも昨年改装しているのでとても綺麗!
さらに、ウェアや板のレンタルもしっかりしていますし、ほとんど初・中級者コースなので初心者の方でも滑りやすい。
また、初心者に優しいジャンプ台やBOXが設置されているので、パークデビューしたいなんて方にもピッタリのスキー場です。
→スキー、スノーボードパークのルール、マナー知ってますか?初心者の方でも気軽に楽しむ為に覚えておくべき6つのこと
舞子スキー場(新潟)
そして、初心者コースと言いながらけっこう急斜面のゲレンデも多いんですが、舞子スキー場はなだらかなので初めての方でも十分滑ることができます。
それに、ロングコースは6000mもあるので、上級者の方でも十分満足できますよ〜
特にゲレンデを一望できる温泉はらくスノ一押し!
日帰りで行こうと思っている方におすすめのスキー場です。
川場スキー場(群馬県)
東京の我が家からは相当飛ばさないと2時間では着きませんが(笑)ともあれ近いのは確かです。
コースもほとんど初・中級者コースで、パークアイテムも簡単なものが多く、パークデビューしたい方にもピッタリ!
宿泊施設や温泉が併設していないのは残念ですが、日帰りで行くならベストなスキー場ですね。
草津国際スキー場(群馬県)
何を隠そう、日本で初めてリフトが設置されたのが、この草津国際スキー場なんです!
そして、私が説明するまでもなく日本有数の観光地ですから、スノーボード以外にも宿や温泉を存分に堪能できます。
肝心のゲレンデですが、これまたほとんど初心者コースと言ってもいいくらいなだらかですので、のんびりスノーボードが楽しめるスキー場です。
軽井沢プリンスホテルスキー場(長野)
軽井沢プリンスホテルスキー場となっていますが、もちろん宿泊者でなくても滑ることができます。
このゲレンデの特徴は、なんと言っても駅が近い!
私のように自家用車を持っていない方や学生さんは、北陸新幹線の駅が目の前にあるので便利ですね。
そして、軽井沢らしくショッピングモールや宿・レストランがたくさんあるので、旅行を思う存分満喫できます。
また、ゲレンデはほとんど初心者コースですので、初めての方でも安心して滑ることができますよ。
湯沢中里スノーリゾート(新潟)
湯沢I.C.や越後湯沢の駅から近いうえに、子ども連れやファミリーにやさしいスキー場なんです!
体験記はこちら→スキー・スノボが滑れないファミリーでもゲレンデが楽しめるか検証してみた!
キッズルームはもちろんのこと、キッズ専用ゲレンデや電車好きの子にはたまらないブルートレイン休憩所(無料)などもあります。
そして、秀逸なのがそりすべり専用のスノーエスカレーター。
このエスカレーターがあるといちいち登らなくて良いので、初めてソリ滑りをする娘は大喜び!
無限ループかと思うくらい永遠にやってましたね(笑)
ゲレンデの目の前にあるホテルエンゼルグランディア越後中里は「子育て応援ルーム」なんてファミリーには嬉しい部屋が用意されているので、家族で楽しめるスキー場ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は明確な基準をもっておすすめのスキー場を選んでみました。
もちろん、私もすべてのゲレンデを巡ったわけではないので、今後おすすめしたいスキー場があったら随時更新していきます。
ちなみに、「ゲレンデ」と「スキー場」の違いをご存知ですか?
「ゲレンデ」は土地を意味するドイツ語、「スキー場」は細く裂いた木を語源とする英語…ただそれだけです(笑)
この記事が参考になれば幸いです。
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