こんにちは、元スノーボードインストラクターの、らくスノです。
皆さんどうやってゲレンデを選んでらっしゃいますか?
「苗場とか蔵王とか有名なゲレンデが多いですね〜」
「サークルに上手い先輩がいるので、ゲレンデ選びはその人に任せてます!」
果たしてその選び方で良いのでしょうか?
初心者・初級者の方がゲレンデ選びを間違えてしまうと、せっかくのスノボ旅行が楽しめないかもしれませんよ。
そもそもガチで滑りに来ている上級者とレジャー気分の初心者じゃ、おすすめのゲレンデは違って当然。
そこで、私らくスノがウィンタースポーツ歴30年の知識を元に、初心者の方目線で7つの選定基準を作りました。
この記事を最後まで読めば、初心者の方が選ぶべきスキー場がお分かりいただけると思いますよ!
目次
初心者の方におすすめのゲレンデ七箇条

そもそも初心者の方にはどんなスキー場がおすすめなんでしょうか。
■初心者の方におすすめのゲレンデ七箇条
- 近い
- ゲレンデが広くない
- 有名なゲレンデ
- 宿・温泉・アクティビティが充実している
- 晴天が多い
- ゲレ食が充実
- 公共交通機関が充実している
次項から順番に解説していきます。
近い




ゲレンデが遠いと、家からスキー場までの往復だけで疲れますよね。
それに上級者はパウダースノー目当てとか、混雑を避けるため、より山奥のゲレンデを好む傾向にあります。
ベテランが多いスキー場で萎縮して滑るより、初心者が多い近場のゲレンデの方が気が楽です。
ゲレンデが広くない




「このスキー場は20ものリフトがあります!」
確かに広いスキー場は魅了的ですが、初心者の方はスピードも出せないうえに一回滑るだけでも相当疲れます。
中・上級者と行くと色々なコースを連れ回されるのがオチなので、あまり大きなゲレンデはおすすめしません。
有名なゲレンデ




初心者の方には有名なゲレンデをおすすめします。
なぜなら、有名なゲレンデはレンタルや宿・アクティビティが充実しているからです。
逆にマニアックなゲレンデだと、20年以上前の化石みたいなボードやウェアがレンタルされていることも…
宿・温泉・アクティビティが充実している




前項に付随する内容ですが、宿や温泉・アクティビティが充実しているゲレンデがおすすめです。
冒頭で触れましたが、上級者と初心者では楽しみ方が違います。
上級者の方は、滑ることがレジャーなんです!
宿や食事・温泉なんてある意味どうでも良かったりします(笑)私も余裕で車中泊です。
しかし、初めてウィンタースポーツをやる方にとっては、スキー・スノーボードは旅行の一部に過ぎませんよね。
もっと旅館の部屋だったり温泉・食事、雪景色も堪能したいじゃないですか。
だからゲレンデがどうと言うより、総合的に楽しめるスキー場がおすすめです。
晴天が多い




これに関しては、半分運の要素もあるんですが(笑)
一般的には街に近いゲレンデの方が晴天率が高い傾向にあります。
逆に山奥や標高の高いゲレンデは降雪が多く気温も低い。
止まっている時間が長い初心者の方は、晴天率が高いゲレンデがおすすめです。
ゲレ食が充実




旅行といえば、その土地の名物など”食”も重要ですよね。
一昔前のゲレンデ飯は「ファミレスの方がよっぽど美味しいよ…」っていうのが定番でしたが(笑)
今は各ゲレンデとも「ゲレ食」に力を入れてますし、レストランもめちゃめちゃキレイです。
公共交通機関が充実している




私は自家用車を持っていないので、バスツアーがあるとか駅から近いというのはすごく重要です。
また、学生さんとか免許取りたての方は、自分で運転するよりも安心ですよね。
特に初心者の方は疲れやすいので、バスや電車で移動できるスキー場をおすすめします。
初心者におすすめのゲレンデを7か所ご紹介します!
ここからは、実際に7箇条を満たしたゲレンデを7か所ご紹介します。
ガーラ湯沢(新潟県)




「近い」「楽」で言ったら、文句なしナンバーワンのスキー場。
なぜなら、新幹線駅直結のスキー場だからです。
東京駅から約1時間半、駅弁を食べる間もなく到着します(笑)
駅がゲレンデのセンターハウスに直結しているので、改札を降りればすぐにスキー場受付。
「改札出たらゲレンデ」というものあながち言い過ぎではないくらい、手軽にスノーボードが楽しめます。
詳しくは下記の記事も参照ください。
→初めてのJRスキー、スノボツアー!新幹線で行くメリットや裏技、注意点などまとめてみた
たんばらスキーパーク(群馬県)




続いては、初心者にやさしいゲレンデ、たんばらスキーパークのご紹介です。
ゲレンデ自体はこじんまりとしていますが、センターハウス含めとても綺麗!
ウェアや板のレンタルもしっかりしていますし、ほとんど初・中級者コースなので初心者の方でも滑りやすい。
また、初心者に優しいジャンプ台やBOXが設置されているので、パークデビューしたいなんて方にもピッタリのスキー場です。
→スキー、スノーボードパークのルール、マナー知ってますか?初心者の方でも気軽に楽しむ為に覚えておくべき6つのこと
舞子スキー場(新潟)




舞子スキー場は、なんと言っても関越(塩沢石打)降りてからが近い!
それにコースはなだらかなので初めての方でも滑りやすい。
ロングコースは6000mもあるので、お友達が上級者でも十分満足できます。
特にゲレンデを一望できる温泉はらくスノ一押し!
日帰りで行こうと思っている方におすすめのスキー場です。
川場スキー場(群馬県)




「首都圏から2時間で行ける」というキャッチコピーで有名な川場スキー場。
コースはほとんど初・中級者コースで、天然のハーフパイプも面白い!
宿泊施設や温泉が併設していないのは残念ですが、日帰りで行くならベストなスキー場ですね。
草津国際スキー場(群馬県)




日本三名泉のひとつ、「いい湯だな♫」の歌詞にも出てくる草津温泉にあるスキー場。
何を隠そう、日本で初めてリフトが設置されたのが、この草津国際スキー場なんです!
私が説明するまでもなく日本有数の観光地ですから、スノーボード以外にも宿や温泉を存分に堪能できます。
肝心のゲレンデですが、これまたほとんど初心者コースと言ってもいいくらいなだらかなので、のんびりスノーボードが楽しめるスキー場。
軽井沢プリンスホテルスキー場(長野)
軽井沢プリンスホテルスキー場という名称ですが、もちろん宿泊者でなくても滑ることができます。
このゲレンデの特徴は、なんと言っても駅が近い!
北陸新幹線の駅が目の前にあるので行き帰りが楽ですね。
そして軽井沢らしくショッピングモールや宿・レストランがたくさんあるので、スノボ旅行を思う存分満喫できます。
また、ゲレンデはほとんど初心者コースですので、初めての方でも安心して滑ることができますよ。
湯沢中里スノーリゾート(新潟)




新潟県にある湯沢中里スノーリゾートは、湯沢I.C.や越後湯沢の駅から近いうえに、子ども連れやファミリーにやさしいスキー場なんです!
キッズルームはもちろんのこと、キッズ専用ゲレンデや電車好きの子にはたまらないブルートレイン休憩所(無料)などもあります。
そして、秀逸なのがそりすべり専用のスノーエスカレーター。
このエスカレーターがあるといちいち登らなくて良いので、初めてソリ滑りをする娘は大喜び!
無限ループかと思うくらい永遠にやってましたね(笑)
ゲレンデの目の前にあるホテルエンゼルグランディア越後中里は「子育て応援ルーム」なんてファミリーには嬉しい部屋が用意されているので、家族で楽しめるスキー場ですよ。
→スキー・スノボが滑れないファミリーでも湯沢中里スキー場が楽しめるか検証してみた!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は明確な基準をもって初心者の方におすすめのスキー場を選んでみました。
今後おすすめしたいスキー場があったら随時更新していきます。
この記事が参考になれば幸いです。
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