こんにちは、20年以上スノーボードしている、らくスノです。
この記事にたどり着いたということは、今まさにスキー・スノボ用のサングラスを探しているなんて方も多いのではないでしょうか。
快晴のスキー場では、曇りづらくムレにくいサングラスが重宝しますよね。
また、有害な紫外線に起因する雪目の予防にも役立ちます。
今回は前半部分でサングラスの種類や購入時のコツ・注意点、後半部分でゲレンデにおすすめのサングラスメーカーをピックアップしてみました。
とはいえ普通にサングラスを紹介してもきりがないので、スキー・スノーボードブランドに限定してます。
この記事を最後まで読めば、きっとお気に入りのサングラスに出会えるはず!
目次
スキー・スノーボードでサングラスを使用するメリット

ゴーグルと比べて、ゲレンデでサングラスを使用するメリットとはどんなことがあるのでしょうか?
■ムレにくい
ピーカン(快晴)の日にゴーグルしていると、レンズが曇ったり、スポンジ部分が汗を吸って目の周りがかぶれたりしますよね。
サングラスなら、レンズの曇りや蒸れとは無縁です。
■雪目の予防
天気が良いからといって裸眼で滑っていると、紫外線により目を痛めてしまいます。(雪目)
UVカットサングラスであれば、有害な紫外線から眼球を守ってくれます。
主なレンズの機能

一口にサングラスと言っても、様々なタイプのレンズがあります。
この項では、サングラスのレンズの機能についてお話したいと思います。
もし必要な機能があれば、購入前にチェックしておきましょう。
■UVカット
最近はUVカットされていないレンズのほうが少ないですが、雪目のことを考えるとマストな機能と言えるでしょう。
■ミラーレンズ

ミラーレンズは、一般的なブラックカラーレンズと違い、光を反射させることによって目を保護する機能があります。
■偏光レンズ

出典:オークリー
乱反射する光を一定方向だけ取り込むようにして、地形のコントラストが見やすくなるレンズです。(ブランドによってはハイコントラストレンズと呼ばれていますね)
特に春雪のデコボコなコースではエッジ抜けのリスクがあるので、偏光レンズが大活躍します。
■調光レンズ

出典:ゾフ
ここ数年で一気に増えてきた感のある調光レンズ。
紫外線に反応してレンズの色が変わるというスグレモノです。
これなら、急に天候が変化しても快適に滑ることができます。
■歪みが少ないレンズ
安価なレンズは景色が歪んで見える場合があります。
実際、滑っているうちに酔ったりするんですよね。
その点、高価なレンズは歪みが少なく、ゲレンデでも快適に過ごすことができます。
■度付きレンズ
度付きゴーグルというものは存在しません。
しかし、サングラスであれば、度付きのレンズを作成することもできます。
→メガネ・コンタクトでもスキー、スノーボードはできますか?注意点は?
ゲレンデでおすすめのフレーム

この項では、代表的なサングラスのフレームを紹介したいと思います。
サングラスは実用性だけでなく、ファッションアイテムにもなります。
ウェアに合わせて、おしゃれなサングラスを選んでみてはいかがでしょうか?
■ウェリントン

定番のウェリントンタイプ。
どんなサングラスが良いか分からなければ、こちらのウェリントンタイプがおすすめです。
■ボストン・ティアドロップ

30代以上のアダルトスキーヤー・スノーボーダーにおすすめしたいのが、ダンディなボストン・ティアドロップタイプ。
■オーバル・ラウンド

近年の90年代リバイバルブームも手伝って、オーバル・ラウンドタイプがゲレンデでも大ブーム。
90年代風デカロゴウェアに合わせるとさらにおしゃれですね。
■サーモント

好き嫌いが分かれるかもしれませんが、サーモントタイプは個性が光ります。
■スポーツ

テクニカル・競技志向の方は、破損や変形に強いスポーツタイプがおすすめです。
ゴーグルとしても使えるサングラス
出典:スミス
余談ではありますが、最近スミスのワイルドキャットフレームやPOCのドゥーブレードなど、ゴーグルとサングラスの中間のようなアイテムが流行の兆し。
ゴーグルの軟質や視界の広さと、サングラスの通気性・手軽さを併せ持った逸品です。
サングラスをお探しの方は、合わせて検討してみてはいかがでしょうか?
ゲレンデでサングラスを着用する際の注意点

軟質素材のゴーグルと比べ、硬質のサングラスは転倒時に目の周りを怪我する恐れがあるので、その点にはあらかじめ留意が必要です。
また、落下した際にサングラスが破損する可能性もあるので、転びやすい初心者・初級者の方が高価なモデルを着用することはおすすめしません。
ちなみに雪でレンズが濡れるので、あらかじめメガネ拭きを携帯しておくと便利ですよ!
→サングラスでスキー・スノボは滑れる?メリットや注意点教えます!
人気サングラス20ブランド紹介します!
それでは、スキー・スノーボード用サングラスブランドを紹介したいと思います。
- 各ブランドは最新の在庫状況を検索できるようにしてます。人気ブランドは商品数が少ないことも予想されますので、楽天市場、アマゾン、ヤフーショッピングでそれぞれ調べる事をオススメします。
- 各ブランドのボード画像はイメージで、最新の在庫状況を示すものではありません。最新の情報を知りたい場合は、楽天市場、アマゾン、ヤフーショッピングで検索するか、各ブランドのホームページをご覧下さい。
- 輸入代理店のホームページがない一部海外ブランドは、本国のホームページをリンクしております。
ドラゴン
→ドラゴン
言わずもがな、ゴーグル界のトップブランド。
1993年カリフォルニア州でサーフィン・スノーボードの愛好者によって設立されました。
視認性、安全性、耐久性を意識したモノづくりはサングラスにも生かされています。
フラッグシップモデルのH2Oシリーズは、水に浮くほどの軽量化を実現しています。
スミス
→スミス
こちらもゴーグルのトップブランドであるスミス。
レンズの歪みを抑えたテーパードレンズテクノロジーや調光レンズのクオリティーは他の追従を許しません。
また、ウェリントンからスポーツタイプまで様々なフレームをラインナップしているので、多くのユーザーから支持されています。
特にカジュアルサングラスで偏光レンズを備えたものは珍しいので、機能・デザインどちらも譲れない方におすすめです。
オークリー
1975年米国カリフォルニアで創業したブランド。
ウィンタースポーツのみならず、ゴルフからモータースポーツまで、あらゆるジャンルのサングラスを製造・販売しています。
また、約600もの特許を取得しており、レンズ・耐久性など技術力にも定評があります。
ビッグブランドだけに種類も豊富なので(アジアンフィットまでラインナップされています)、「どんなサングラスが良いか分からない…」なんて方は、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
アノン
→アノン
アノンはバートン傘下のブランドです。
モデル数こそ少ないものの、個性的なサングラスを多数取り揃えています。
スパイ
→スパイ
スパイは1994年米国カリフォルニア創業のアイウェアカンパニー。
ハッピーレンズと呼ばれるテクノロジーは、悪い光は遮り良い光だけ吸収するという独自の技術で作られています。
サングラスに関して言えば、カジュアル寄りのデザインが多いので、特にフリースタイラーにおすすめしたいブランドですね。
ダイス
ダイスは、世界に誇る山本光学のゴーグルブランド。
ちなみに、後ほどご紹介するスワンズも山本光学ですね。
兵庫県の淡路島で作られる信頼の国産ブランドは、日本人の骨格に馴染む設計で、長時間着用しても鼻や耳が痛くなりにくい!
折りたたみ式サングラスなど遊び心も満載です。
ボンジッパー
ビラボン傘下のアイウェアブランド、ボンジッパーです。
サーフライクでおしゃれなサングラスが多数ラインナップされています。
POC
→POC
2005年に設立したスウェーデンのブランド。
日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、北欧三国(ノルウェー、スウェーデン、フィンランド)は伝説的なスキーヤー・スノーボーダーを多数生み出しています。
そんな、トッププロが愛用するPOCは、脳神経外科医まで参加するほど技術開発を推進しており、雪山でも良きパートナーになるでしょう。
アシュベリー
ロサンゼルスで創業したアイウェアカンパニー。
アダルトなデザインが魅力のブランド、有名ライダーも多数所属しています。
ダン・シェイディーズ
アメリカのプロスノーボーダーがソルトレークで立ち上げたブランド。
ブランド名は、ハワイのスラングDang Loose Shades(めちゃくちゃゆるいカンジのサングラス)から来ています。
クイックシルバー
ご存知、オーストラリア発のサーフブランド。
スノーウェアブランドとしても人気があります。
デザインもシンプルでおしゃれなモデルが多いので、冬はもちろん一年中活躍することでしょう。
エレクトリック
2000年にカリフォルニアで誕生したブランド。
スノーゴーグルメーカーとしてはもちろんサングラスも有名で、長年愛用しているスノーボーダーも多いですね。
ディレクト
ディレクトは信頼のジャパニーズブランド。
超軽量・偏光レンズに定評があり、最近は雪山でも見かけることが多くなったブランドです。
とにかくデザインがかっこいいので、スキー場はもちろん普段使いでも重宝します。
フローンアイウェア
こちらもジャパニーズアイウェアブランド。
UVカットはもちろん、調光・偏光レンズまで幅広くラインナップしているうえに値段もリーズナブル。
これなら、ウェアに合わせて複数購入できますね。
レックス
→レックス
スノーゴーグルで有名なレイジ・アイ・インターフェイスのグループブランドであるレックスは、日本のプロライダーが立ち上げたブランド。
ジャパニーズフィット、アシンメトリーカラーを採用するなど、デザイン・機能性が高いうえに値段もお手頃なのでおすすめです。
セイバー
→セイバー
カリフォルニア生まれのブランド、セイバーをご紹介します。
スノーゴーグルブランドとしてはまだまだマイナーですが、サングラスのラインナップは豊富。
また、公式サイトで購入すると返品保証やラッピングサービスがあったりと、サービスにも定評があります。
サンドボックス
スノーヘルメットブランドとして有名なサンドボックスのサングラスです。
ロキシー
→ロキシー
クイックシルバーの妹ブランド、ロキシーのサングラス。
レディース専門ブランドなので、女性におすすめ!
スポーツサングラス
スポーツサングラスをお探しなら、こちらで紹介するブランドがおすすめです。
アディダス
ご存知スポーツ界のビッグブランド、アディダスのサングラス。
スノーボードギアとしては、ブーツやウェアを販売しています。
スワンズ
→スワンズ
ダイスの項でも紹介しましたが、日本が誇る山本光学のブランドです。
サングラスとしての機能はもちろん、レンズ交換が可能だったりと使い勝手も抜群。
ボレー
→ボレー
130年以上の歴史を持つフランスのブランド。
世界で始めてスノーゴーグルを作ったことで知られます。※諸説あり
ゴーグルはもちろん、スポーツサングラスにおいても高い品質と信頼を誇るブランドです。
ウベックス
こちらも90年以上の歴史があるウベックス。
特にスキーゴーグルにおいては高いシェアを誇ります。
オリンピック選手の使用率が高いことでも知られてますね。
オークリー
おまけ(激安サングラス)
500円(+送料180円)くらいから購入できるので、「壊れそうだし安物でいいや!」なんて方は、激安サングラスもチェックしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私は汗っかきなので、晴れた日には必ずサングラスを着用します。
それに、サングラスで滑走していると、なんか上級者っぽく見えませんか?(笑)
ゴーグルと違い、スキー・スノーボード意外にも運転や釣り、ゴルフ等様々なシーンで使えます。
これを機会にゲレンデ用サングラスを検討してみてはいかがでしょうか。
この記事が参考になれば幸いです。
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