こんにちは、20年以上スノーボードやっている、らくスノです。
「バインディングが壊れた…でも、保証書無くしちゃった!」
「中古で買ったから、そもそも保証書がついてない…修理どうしよう?」
スノーボードは道具を使ったスポーツ。
当然、使っているうちに道具が壊れることもあります。
そこで大事になってくるのが、道具の保証書。
購入店やメーカーに保証書を見せれば、壊れても問題なく修理してくれます。
しかし、紛失したり、そもそも保証書が付いてない中古品の場合はどうなるのでしょうか?
結論から言えば、保証書がなくても修理できます。
しかし、修理に際しては様々な制約があるのも事実です。
この記事を最後まで読めば、保証書の重要性や紛失した場合の対処法を知ることができます。
スノーボード道具の保証書とは

たとえば家電などを購入すると、あたりまえのように保証書が付いていますね。
スノーボードギアに関してもだいたい意味は同じです。
正規販売店でスノーボード道具を購入すると、2つの保証書が付いています。
- メーカーの保証書
- 購入店舗の保証書
メーカー・店舗どちらが発行したものも保証内容はほぼ一緒。(「購入後○○年以内なら保証します」というもの)
もしスノーボード道具が破損した場合は、どちらに依頼しても構いません。
ただし、修理割引を受けられたり破損箇所をその場で見てもらえるので、個人的には購入店舗に持参することをおすすめします。
まぁどちらにしろ、保証書があればまったく問題ありませんね。
では、保証書がない場合はどうなるのでしょうか?
保証書がない場合の修理対応

保証書がない事例としては、以下の3つが考えられます。
- 紛失
- 中古品
- 並行輸入品(正規品以外の商品)
どちらにしろ、まず購入店への修理持ち込みはできません。
なぜなら、本当にそのショップで購入したか証明できない以上、店舗が修理する義理はありませんからね。
それでも、デッキ部分の剥がれやソールの傷等、メーカーを通さず修理できる部分は有償で対応してくれます。
→壊れても自分で修理できるよ!スノーボード(板)の簡単な補修方法とは
しかし、修理に際して部品が必要な場合は、やはりメーカーにお願いするしかありません。
次項ではスキー・スノーボード用品販売の大手である、K2の保証を例に説明させていただきます。
中古や並行輸入品の修理対応
K2ジャパンに保証書がない場合の修理対応について問い合わせてみました。
■基本的に販売店を通さないと修理及び部品購入はできない
メーカー側としても、修理や部品購入に関しては、基本的に販売店を通して欲しいとのことでした。
■k2自体が店舗保証書の有無を確認している訳ではない
ただし、k2自体が店舗保証書の有無を確認している訳ではないので、修理を受け付けるかどうかの判断は各販売店に委ねているとのこと。
要は保証書がなくても、ユーザーの依頼を店舗側が受諾すれば修理は可能だそうです。
もちろん絶対とは言えませんが、頼み込めば保証書がなくてもお店の好意で修理してくれるかもしれません。
保証書を紛失した場合は、一度購入店に相談してみて下さい。
■打つ手がないならメーカーに相談してください
保証書が無い中古や並行輸入品、もしくは購入した店舗が閉店してしまった場合は、k2商品の販売店に相談してみてくださいとおっしゃってました。
それでもダメなら、一度K2に問い合わせてくださいとのこと。
場合によっては、直接修理を請け負ってくれるようです。
K2の担当者様、本当にていねいに回答いただきありがとうございました。
ただし、いずれも必ず修理対応してくれるということではありません。
また、メーカーによっても対応は異なりますので、まずは保証書は大事に保管しておくこと。
そして、並行輸入品や中古品を購入する場合は、あらかじめ修理できないかもしれないリスクを理解しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後に今回の記事をまとめてみたいと思います。
①メーカーと購入店それぞれに保証書がある。
→有償・無償はともかく、保証書があれば修理してもらえる。
②保証書を紛失した場合も、一度購入店舗に問合わせてみる。
→デッキ部分の剥がれやソールの傷等、破損箇所によってはメーカーを通さず修理できる。
③中古や並行輸入品の修理は、メーカーの商品を販売している店に問い合わせてみる。
→それでもダメなら、メーカーに直接連絡してみる。
④保証書は大事に保管。中古や並行輸入品は修理できないリスクを理解する。
なお、さきほどから話に出てきた正規品と並行輸入品の違いについては下記記事を参照ください。
→スノーボードネット購入の注意点!正規品と並行輸入品の違いとは?
→メルカリも注意!?知らなきゃ損するスノーボードギア中古購入の落とし穴とは