こんにちは、20年以上スノーボードやっている、らくスノです。
「家族で北海道へスキー・スノボ旅行したいけど、荷物が多すぎて移動に困る…」
「できるだけ安く北海道へスキー・スノボ旅行に行きたい!」
そんな方におすすめなのが北海道行きフェリーでスキー・スノボ旅行です。
北海道フェリーにはこんなにメリットがあります。
- 自家用車で乗船できる
- 料金が安い
- ペット同伴OK
- お風呂に入り放題
- ホテル並みの設備
- 非日常を体験できる
特に荷物の多いファミリーや、できるだけ節約したい学生さんにおすすめです!
一般的な北海道旅行では飛行機が思い浮かぶと思いますが、選択肢のひとつとしてフェリーを検討してみてはいかがでしょうか?
目次
フェリーで行く北海道スキー・スノボ旅行の魅力とは
今回私が取材のために乗船したのは、大洗発(茨城県)~苫小牧着(北海道)の商船三井フェリーです。
※関西・北陸方面からは舞鶴、敦賀、新潟、秋田発の新日本海フェリー、東海・仙台方面からは名古屋、仙台発の太平洋フェリーが便利です。
いずれもインターネットでの予約が可能で、商船三井フェリーは19:45発(夕方便)と01:45発(深夜便)の1日2便を運行しています。
次項からフェリーのメリットを順番に紹介していきます。
自家用車で乗船できる
なんといっても一番のメリットは、自家用車で乗船できるということです。
家族分の板やウェア・着替えを持って、おまけに幼児なら抱っこ…これではスキー場どころか空港への移動も大変ですよね。
フェリーなら車に乗ったまま乗船できます。
さらに到着後はそのままスキー場まで自家用車で移動できる!
これなら幼いお子さんが多いご家族でも楽ですね。
料金が安い
出典:商船三井フェリー
料金が安いこともフェリーの魅力ですね。
たとえば商船三井フェリーの大洗~苫小牧間なら、最安で10,740円から乗船できます。
これは格安航空会社と比べても遜色(そんしょく)ないお値段。
さらにWEB割やバス割(札幌まで)など各種割引プランも用意されています。
もちろん食料は持ち込みOKなので、食費も節約できる。(レンジ、給湯室もあります)
特に平日でも休みが取りやすい学生さんにピッタリ!
ペット同伴OK
出典:商船三井フェリー
フェリーはペットと乗船可能です。
ペットと過ごせるウィズペットルームや専用のケージ(有料)、さらにはドッグランまで完備。
飛行機の場合、犬種に制限があったり、航空会社によってはそもそも同乗できないこともあります。
なにより大型犬も乗船できるのは大きなメリットですね。
お風呂に入り放題
乗船中はお風呂に入り放題。
しかもサウナやジェットバスまで付いて本格的です。
太平洋を見ながらのお風呂、こんなロケーションは他にありません。
はっきり言って、これだけでも2,000円くらいの価値はありますよ!
ただし、入浴時間には制限があるのでご注意ください。
■大洗発夕方便の入浴時間
- 夜→乗船時~22時まで
- 朝→6時半~下船時まで
※タオルの貸出は有料です。
ホテル並みの設備
フェリーと侮るなかれ、設備はホテル並です。
■館内の主な設備
- レストラン
- ショップ
- ゲームコーナー
- ランドリー
- Wi-Fi
- パブリックスペース
- マッサージチェア
- 給湯室
- ドッグラン
- ロッカー
- お風呂
- 自動販売機(お酒有り)
- キッズスペース(感染症対策により閉鎖中)
ホテルで一泊したと思えば、激安料金だと思いませんか?
そのうえ北海道まで移動できるわけですから。
しかも自動販売機のジュースやお酒は良心的なお値段なので、フェリー内で購入しても損することはありません。
これなら手ぶらで乗船しても安心ですね。
非日常を体験できる
ほとんどの方にとって、「船に乗る」というのはあまり無い経験だと思います。
子どもならなおさら。
夜はデッキから星を眺めたり、運がよければイルカを目撃できるかも!?
フェリー内はとても広いので、子どもと一緒に探検してみるのも面白いかもしれませんね。
苫小牧港はスキー場へのアクセスもGOOD
商船三井フェリー、新日本海フェリー、太平洋フェリー共に終着港は苫小牧です。
北海道の南西部に位置する苫小牧は主要スキー場とのアクセスにも便利。
- ニセコスキー場(約110km)
- ルスツスキー場(約82km)
- 富良野スキー(約142km)
- 札幌国際スキー(約117km)
- 札幌市街(約69km)
- 新千歳空港(約20km)
東京(練馬インター)からのアクセスがいい川場スキー場でさえ143kmありますから、苫小牧港はかなり好立地といえるでしょう。
苫小牧港から自家用車以外での移動手段
自家用車以外の移動手段としては、電車、バス、レンタカーがあります。
■電車
苫小牧駅から札幌市に出て、シャトルバスでスキー場へ向かいます。
■バス
札幌までの高速バスがあります。
■レンタカー
レンタカーで直接スキー場へ向かうことも可能です。
フェリーのデメリット
良いことばかりお話しましたが、当然デメリットもあります。
私が乗船した中で感じたデメリットをお話したいと思います。
船酔い
飛行機よりも乗っている時間が長いので、乗り物に酔いやすい方は注意してください。
幸い私が乗船した時は波も穏やかでしたが、日によってはかなり揺れることもあるようです。
客船はコンピューター制御で揺れをコントロールしているようですが(フィンスタビライザー)、それでも限界はありますからね。
移動時間が長い
大洗~苫小牧間が片道16時間。
ある程度まとまった休みが取れないと、時間的に厳しい部分がありますね。
相部屋は騒がしい
雑音や話し声・いびきが気になる方に相部屋はおすすめしません。
静かに船旅を楽しみたいなら個室がおすすめですね。
電波が悪い
フェリー内はWi-Fiが使えますが、電波は不安定です。
突然SNSやYouTubeが見れなくなることも…
映画や音楽を楽しむなら、あらかじめダウンロードしておくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私は以前から家族で北海道トリップしたいと思っていましたが、いかんせん荷物の多さが問題になっていました。
でも、自家用車やレンタカーで乗船できるフェリーならそんな問題も解決です。
それに「フェリーに乗る!」ってだけでも興奮しますよ(笑)
パブリックスペースで友達と酒盛りもいいですね。
ぜひ今シーズンの北海道トリップにフェリーを検討してみてはいかがでしょうか。
この記事が参考になれば幸いです。
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