【スキー、スノボ】アイロン不要!初心者でも簡単に本格的なワックスができる方法

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こんにちは、20年以上スノーボードやっている元インストラクターの、らくスノです。

まず結論から言えば、ワックスは塗ったほうがいいです。

なぜならスキー・スノーボードのワックスには以下の効果があるからです。

  • 滑りをよくする
  • 汚れを落とす(ケバを取る)
  • 滑走面(雪に接する面)の保護

だから初心者だから不要、スピードを出さないから不要…ということではありません。

とはいえホットワックスは手間もかかるし、専用のアイロンとワックス台だけで15,000円前後もします。

年に数回のスノボで、そんなにお金をかけられないですよね。

そこでおすすめなのが千円前後で購入できるペーストワックスというわけです。

ペーストワックスを使ってお金をかけずに本格ワックス!

ペーストワックスを使ってお安く・簡単に本格ワックスする方法を紹介しましょう。

まず、道具を用意してください。

とは言っても、ワックス以外ほとんど家にあるもので流用できます。

  • ガムテープ
  • 新聞紙
  • キッチンペーパー
  • 古い雑誌
  • ブラシ
  • 滑り止めマット
  • ペーストワックス

私の家にはブラシと滑り止めマットが無かったので、100円ショップで購入しました。

ちなみにブラシは持ち手側が平らなほうがいいです。

理由は後ほど説明しますね。

ペーストワックスを塗布する

まずはペーストワックスを塗布しますが、その前にひと工夫。

あらかじめドライヤーでボード全体を温めておくと、ワックスが溶けボードの奥までしっかり浸透します。

ここで登場、ペーストワックス!

ペーストを適量つけて…

塗布してムラなく伸ばすだけ!本当に簡単です。

ここで一旦冷えるまで待ちます。

ワックス剥がしは不要!ブラッシングして仕上げ磨き

本来ならペーストワックスは塗るだけで良いのですが、より効果を高めるためにブラッシングしましょう。

余計なワックスカスや塗布したときに浮き出た汚れが残っていると、かえって滑りが悪くなります。

ワックスカスや汚れを取り除くために、ブラッシングをするわけです。

ブラッシングが終わったら、表面に残ったワックスカスをキッチンペーパーで拭き取ります。

最後はブラシの背の部分に…

キッチンペーパーを巻きつけ…

滑走面を磨きます。

表面が驚くほどピッカピカになりますよ~ここまでできたら気持ちいい!

できればブラシの持ち手が平らなものを購入したほうが良いですね。

これで、簡単・お手軽ワックスの完成です!

ペーストワックスはインターネットで1,000円前後で購入できます。

※手が汚れない生塗りタイプもあります。

ワックスする頻度は?→裏面が白くなってきたら

ワックスは裏面が白くなってきたら塗るようにしましょう。

表面がきれいだったら、滑る前に軽くブラッシングするだけでOKです。

スノーボードは滑走しているうちに裏面が毛羽立ってきます。

毛羽立ちはブレーキになってしまうので、白くなったらワックスの合図です。

まとめ

たしかに効果でいえばホットワックスが一番です。

でも、すべての方がスノーボードにそこまでの情熱があるわけではないですからね。

とはいえ汚れの除去や劣化防止のためにもワックスは必須。

せっかく買った板ですし少しでも長持ちさせるために、ぜひお手軽ペーストワックスに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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2 件のコメント

    • コメントいただきありがとうございます。
      毛羽立ちというのは、簡単に言うと表面が汚れた状態のことを指します。
      WAXには汚れを落とす効果もあるので、しっかりブラシで磨けばある程度は取れます。
      ただ汚れ具合にもよるので、何年もまったくメンテナンスしてないようであれば難しいかもしれませんね。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。