これだけは知っておこう!スノーボードバインディングの装着方法

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こんにちは、スノーボードを20年以上やっている元イントラの、らくスノです。

ゲレンデでの装着にはマナーがあるので、知らないと恥ずかしいどころか他人に迷惑をかけてしまうことも。

今回は正しいバインディングの装着方法とマナーについて、専門用語抜きで説明します。

この記事を最後まで読めば、マナーを守り正しく装着することができるようになりますよ。

バインディングの装着方法

バインディングの装着手順は以下の通りです。

  1. ラチェット(留め具)を外す
  2. ハイバック(背もたれ)を起こす
  3. バインディングに足を乗せる
  4. ストラップをラチェット(留め具)に通して締める
  5. 左右を装着して完成

ちなみにレギュラースタンス(左足前滑り)なら左足から、グーフィースタンス(右足前滑り)なら右足から装着します。

「そもそもスタンスって何?」という方は、先に下の記事を読んでみてください。

レギュラーかグーフィーか?利き足を判断するたった1つの方法とは【スノーボード】

ラチェット(留め具)を外す

【GIF】

まずは、ラチェット(留め具)をストラップから外します。

GIFのようにラチェットを引っ張りながらスライドすると外れますので、足首側とつま先側の2箇所をそれぞれストラップから分離してみましょう。

ハイバック(背もたれ)を起こす

【GIF】

留め具を外したらハイバック(背もたれ部分)を起こします。

img_7765

大小のストラップをあらかじめ写真のように前後にずらしておくと、足が入れやすいですよ。

バインディングに足を乗せる

【GIF】

かかとに隙間があると、滑走時に緩んだり外れる可能性があるので、なるべくぴったりと乗せてください。

ちなみに滑ってるうちにベースプレート(足置き部分)やブーツに雪が詰まって、装着しづらくなる場合があります。

そんな時は、ベースプレートの雪を払ってからブーツを装着しましょう。

ストラップをラチェット(留め具)に通して締める

【GIF】

足を入れたらストラップをラチェット(留め具)に通し、そのままキコキコ上下に動かします。

本来は、

  1. 足首(大きい方)のアンクルストラップ
  2. つま先(小さい方)のトゥーストラップ

の順番で装着しますが、最初はあまり気にしなくていいです。

左右装着して完成

img_7768

左右のバインディングを装着すれば完成です。

あまり強く締め過ぎると足が痛くなります。

ストラップがしっかり固定されていれば、必要以上にキツく締める必要はありません。

img_7769

ちなみにパンツのすそは、ハイバック(背もたれ)の上から被せても、写真の様に挟んでもどちらでもOKです。

トゥーストラップは足の甲、つま先どちらでもOK!

基本的にトゥーストラップ(つま先側のストラップ)は足の甲、つま先どちらでもOKです。

最近のモデルはつま先側に付けるものが主流ですが、ストラップを足の甲に被せる専用のバインディングもあります。

仮に間違えて装着しても、外れなければ問題ないです。

リーシュコードはブーツに付ける

バインディングについてるひもはリーシュコード(流れ止め)と言います。

これはスノーボードが無人で斜面を滑ってしまうのを防ぐためのコードです。

レンタルボードには必ず付属しているので、リーシュコードをブーツのヒモの部分に装着してください。(マジックテープで巻くタイプもあります)

初心者の方必見!スノボのリーシュコード(流れ止め)付け方教えます

バインディング装着時の注意点

バインディング装着時は以下の点に注意してください。

  • 他の滑走者の邪魔にならない場所で装着する
  • 雪上にスノーボードを置く際はバインディング側を下にする

次項から詳しく解説します。

他の滑走者の邪魔にならない場所で装着する

リフトから降車したら、必ずコースの隅でバインディングを装着しましょう。

特にリフト降車場付近は接触の危険もあります。

他のスキーヤー・スノーボーダーの邪魔にならないよう、動線を確認して装着場所を選んでくださいね。

雪上にスノーボードを置く際はバインディング側を下にする

雪の上にスノーボードを置く時は、バインディング側を下にしてください。

滑走面を下にすると、少し目を離したすきに無人のまま板だけが流れてしまう可能性も…

人に怪我をさせてから「そんなルール知らなかった」では済みませんからね。

まとめ

最初は装着するにも時間がかかると思いますが、焦らずゆっくりやってみてください。

何度か練習すれば、スムーズに装着できるようになります。

初めてのスキー場はアウェーな気持ちになりますから、少しでもスノーボードのことを知っておくと心理的にも楽ですよ!

なお、スノボの滑り方全般については関連記事も参照ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

スノーボード歴22年の自称育メンボーダー。北海道出身の父の影響で小学生からスキーをはじめ、18歳でスノーボードに出会う。学生時代に留年してまで山にこもり大会などにも出場するが、就職を機に趣味となる。現在は娘も幼いためあまり滑りにはいけないが、いつか子どもとスノーボードに行くのが楽しみ。